第17回目を迎えますメタボロームシンポジウムを2023年10月18日(水)~20日(金)の3日間にわたり、川崎市殿町国際戦略拠点キングスカイフロントにて開催いたします。現地開催に向けて鋭意準備を進めております。
本シンポジウムは、日本が得意とするメタボロミクスの最新の技術や応用を発表、議論する場を提供し、これを広い分野の方に知っていただくことにより、メタボローム解析技術をより多くの研究と実用に活用できるようにすることを目的として2006年から毎年開催されております。
本年は、例年通りメタボローム研究に関連する各分野のトピックスを揃えたセッションに加え、特別講演、ウェルカムレセプション、ランチョンセミナー、スイーツセミナー、ラボツアー、懇親会など、現地開催でご参加の皆様が心より楽しんでいただけるよう、盛り沢山な企画を準備する予定です。また、前日の10月17日(火)にはサテライト企画として、最先端の空間マルチオミクス解析基盤の技術開発と病態・バイオロジー研究への適用を志向した、JST-ERATO「有田リピドームアトラスプロジェクト公開シンポジウム」(参加費無料)を開催する予定です。

会場となるキングスカイフロントは、羽田空港の対岸に位置する川崎臨海部の殿町地区に位置し、ライフサイエンス・環境分野の研究開発から新産業や先端技術を創出するイノベーション拠点として企業や大学、研究機関等が集積しています。2022年には羽田空港と川崎臨海部を結ぶ多摩川スカイブリッジ(羽田連絡道路)が開通し、国際イノベーションハブとしての将来性が大いに期待されています。 最新の研究成果を基にした熱い討論を通じ、この研究分野の更なる発展に貢献できる会にしたいと思いますので、是非多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
第17回メタボロームシンポジウム実行委員長
有田 誠
慶應義塾大学薬学部 教授
理化学研究所生命医科学研究センター チームリーダー